1951-05-19 第10回国会 衆議院 大蔵委員会水産委員会連合審査会 第1号
また補償金額も、漁民の望んだ金額に達していないのでありまして、またもともとこの漁業制度革命等は、決して漁民全体は望んでおらなかつたのでありますが、かような漁業権補償金に課税をするということは、まことに不当といわなければならないのでありまして、漁民の反対もまたここにあり、私たち水産委員会の反対の理由もそこにあるのであります。
また補償金額も、漁民の望んだ金額に達していないのでありまして、またもともとこの漁業制度革命等は、決して漁民全体は望んでおらなかつたのでありますが、かような漁業権補償金に課税をするということは、まことに不当といわなければならないのでありまして、漁民の反対もまたここにあり、私たち水産委員会の反対の理由もそこにあるのであります。
これら諸規定の入らない漁業法案はあくまでごまかしであり、制度革命になりません。われわれはかくのごときごまかしの、零細漁民を犠牲にして資本漁業を擁護する漁業法案、同施行法案に断固反対であります。